今回は1985年以前と以後での電話(携帯電話)についての移り変わりをマイニングしました。
~まず戦後以降の電話(携帯電話)に関する記事をマイニングしたものがこちらです。~
電電、公社、モトローラ、郵政省、などの古めかしいワードが並んでいますが、
サンバーストと単語頻出ではそこまで関連性は感じられません。
なので共通ネットワークを詳しく見ていきます。
↑このグラフを見てみると、左から・将来・全国・在来・計画・独占・立案・制度・開発・研究所など、
未来を連想させるワードが並んでいるので、このグラフは「発展途上グラフ」と命名します。
↑こちらのグラフは・市民・無線・一般などのワードが並んでいます。
このグループはおそらく無線の一般利用が認められ始めた記事から来ているのではないかと思います。
よってこのグラフは「一般普及グラフ」と命名します。
↑こちらのグラフからは・連絡・現場・作業・駅というワードが並んでいます。
このことから無線や電話の普及により、人々の働き方が変わり、効率的な意思伝達が可能になったことが伺えます。
よってこのグラフは「意思伝達革命グラフ」と命名します。
~次に1985年以降のマイニングを見ていきます。~
まず単語頻出を見てみると、自動車という単語が一位を占めています。というのも昔は、自動車に電話を搭載していた様で、
電話を家だけでなく外出先でも使おうという携帯電話がなかった時代の工夫が見られます。
こちらの共起ネットワークと先ほどの単語頻出でも出てきていますが、電話、通信において日本はアメリカと何回もの協議を重ねてきたことが伺えます。
ちなみにUSTRとはアメリカ合衆国通商代表部のことらしく、米国の通商政策全般を担い、関税法、通商拡大法、通商法で規定する通商協定の実施をになているそうです。
よってこのグラフは「日米交渉グラフ」と命名します。
他に特に注目するグラフが無かったのでまとめに入ります。
1985年以前と以降それぞれから読み取れることとして、1985年以前は電話の普及、開発がメインで取り上げられているのに対し、
1985年以降は日本とアメリカとの協議の話題や月々の料金の話題などが出てきており、より電話の需要や普及率が上がっていったことがうかがえます。
個人的には1985年以前の共起ネットワークが上手く出てくれたことに満足しています。